JEAN-PAUL HEVIN






サロン・ド・ショコラ に先駆けて先日、ジャンポール・エヴァンさんが来られたので、

お話を聞きに日仏学館に行ってきました。

納得のいくカカオを求めて、ベネズエラのチュアオを旅した様子を、

写真をスクリーンに投影しながら丁寧に、楽しく話してくれました。

エヴァンさん、若い頃写真家を目指してたんだって♡

綺麗な写真が多かったよ~!

お話を聞いていて思ったのは、心から仕事を楽しんでるんだなってことと、

やっぱりすごくすごくショコラを愛しているんだってこと。

お話してるときもずっと、自分が作ったチョコ食べてたし(笑)

上質なショコラは、口にした瞬間にポジティブな気持ちになるんだよ、

嬉しくて、楽しくて、美味しいって感情がわきあがってくるのがいいショコラだよ、


とおっしゃられていました。

試食させてもらったショコラもすごーく美味しくて、そんな気持ちになりました♡

いい時間だったぁ。ふふふ。

私も、一日一日楽しくお仕事できていることを幸せに思って毎日、がんばろー。

そしてヘコんだときはチョコ食べたら、いいよね(笑)


お話聞けてよかった〜♡

細川佳代子さんのお話





細川護熙元首相の奥様で現在様々な社会活動をされている、
細川佳代子さんと母が知り合い?で、招待状をいただいていたので、
九州国立博物館で開催されている「細川家の至宝展」に行って来ました。

そしてその前には、特別なお部屋でひっそりと
細川佳代子さんのお話をお聞きすることもできました。

細川家700年の歴史のお話は、
本当に覚え切れないほどたくさんのエピソードがちりばめられていて。
織田信長や秀吉の手紙、利休のお棗から、宮本武蔵、忠臣蔵の手記、司馬遼太郎との会話、

日本史に関わるお話がぜんぶあるんじゃないかしらっていうくらい たくさん。
私は歴史に詳しくなくて、
もっと色んなことを勉強しておけば、このお話もさらに楽しめたんだろうなって思ったけど
細川佳代子さんの気さくで明るい素敵な人柄と、おしゃべりのおかげで
ほんとにほんとに楽しい時間を過ごせました。
細川佳代子さんの姿、同じ女性としてとても憧れます。素敵な雰囲気だったな。


歌舞伎「連獅子」



打ち合わせが終わってから大急ぎで、新橋演舞場に夜の部へ駆けつけました。
歌舞伎を見るためです。


私は歌舞伎のことは良く分からないので、ここに書くべきではないのかもしれません。
でも歌舞伎は詳しくなくても、楽しいなぁって思えるので大好きです。

完全にお付き合いで行ったので、会場につくまで、
演目がどうだとか、誰が出るとか、肝心なことをひとつも知りませんでした。(すみません)
今回の演のメインは、中村富十郎丈さん一周忌追善として行われた「連獅子」で、
その息子さん、鷹之資さんが子獅子をつとめる「連獅子」がすごくいいんだよ、と。
一緒に行った人がそう教えてくれて、他にも何か大切な情報とかもたくさん教えてくれたのですが、悲しいことにすっかり忘れてしまいました

でも演目がはじまったら、もう鷹之資さんの一心に舞う姿が健気で、真摯で、心を打たれました。
12歳ってまだ子供、でもなんなんだろうあの気迫。
普通のお稽古事と違って飽きたからやーめた、なんて絶対にできないだろう歌舞伎の世界。
そこに一生捧げる覚悟で歌舞伎を演じているんだろうなと思ったら、なんだか泣けてきたのです。
歌舞伎を見るときは予めの知識があった方が絶対おもしろいと思うんですね。(それはアートと同じと思います)
でも、そうしたものがなくても、ただ感動できたり、表現の奥深さが垣間見れたり、心が揺さぶられたりしたこの「連獅子」。

なかなか自分から見ようと思わない歌舞伎ではありますが、
こんなに面白いならぜひまた行きたいです。