ニューヨークに来ています。



休暇を取っている間、せっかくなので弟のいるニューヨークに行くことにしました。

今回は、2週間ほどの滞在です。と言っても、もうニューヨークに来て1週間ほど経っているのですが。
ちょうど弟の大学の授業が6月末くらいで終わるらしいので、7月からのスケジュールをたてましたが、6月30日がゲイ・パレードだったと知り、無理矢理でも6月中に行けばよかったと後悔しました。1度は行っておきたいと思っていたので。

弟はニューヨークの大学で美術を専攻しています。私と違って相当な理系の子なので、将来は研究員とかになるのかなぁと思っていたのですが、いろいろあって今は、美術について学んでいます。
私が出張やらでアメリカに行くときには会ったりもしていたし、大学の夏休みなどには日本に帰ってきているので、実際に会うのは数ヶ月ぶりくらいだったりします。
しかし弟は日本でも(地元に居るときも、京都で学生をしている時も)、ニューヨークでものんびりマイペースに生活していて、相変わらずだなぁと思ったりします。

ええっ?と驚いたのが、「空港に迎えに行くね〜。お姉ちゃん絶対僕の家わからないから」と言っていた弟が、空港にいなかったこと。「お姉ちゃんを迎えに行くから、昨日早めに寝たんだけど〜」なんか言っていながら、うっかり寝坊していたため、私の電話でやっと起きた弟。そして「今からタクシーで迎えに行くから待ってて〜!」と。いや、私がタクシーでそちらに向かった方が絶対早いよと思い、弟の家まで向かいました。

私も弟も、自分ではけっこうしっかり者だと思っているのですが、きっと周りから見たら全然しっかりしてないと思う。

そんなうっかりさんですが、祖母が「あの子に会うとほっとするのよ」と良く言うのが分かります。幼い頃から両親に「性格が逆だったらよかったねぇ」と言われてきましたが、本当にそうだと自分でも思います。



弟の家はマンハッタンから割りと近くにありますが、1人暮らしのくせに部屋がひろい。無駄なスペースがいっぱいあって、ヨガ用のマットなんて私が持っているマットの3倍くらいの大きさがある。社長室みたいなPCデスクもあるし、なんだかとっても羨ましい。
アメリカだから室内でも土足で生活しづらいかな〜と心配していましたが、大理石の玄関以外はカーペットでした。日本で生活してるのとそんなに変わらないスタイルを維持できて、思った以上に快適でらくちんです。

ただひとつ不満なのはこの部屋にはなぜかクーラーがなく、サーキュレーター?扇風機がファンファン大きな音を立てながら回っているだけ。7月のニューヨークはすごく暑いので、どうにかしてよ!と言うと、Amazonで$30くらいの大きな扇風機を買ってくれました。
ひとり1台づつの扇風機。でも2つの扇風機から発せられるファンがまわる音が非常に煩いため、時には会話が成立しなくなるくらいです。安かったからこんなに煩いのか、アメリカの扇風機だからこんなに煩いのか分かりませんが、遠慮無くブワーって大きな音を立ててる。普段の話し声くらいじゃ、弟がいる位置から私がいる位置までほぼ声が聞こえません。なので何か用がある時は、わざわざ出向きます。不便すぎる。この2つの扇風機のおかげで涼しくはなりましたが、大きな声でしゃべるのも面倒だし、出向くのも面倒だし、家にいる時は特に会話をしなくなる、という悲しいスタイルが確立されました。
次に来るときにはエアコンを購入しておいて欲しいなぁ。

ちなみに私が滞在する期間は、すべて雨や雷雨との予報でしたが…今のところすべて晴れ!
お天気に恵まれると嬉しいですね。








今まで旅行記はきちんと書いたことがなく、断片的に写真を載せているだけの以前のブログ記事を見て「どこに行ってなにを楽しんだか、なにを思ったのかきちんと覚えてない」と軽くショックを受けたので、今回のニューヨークからはしっかりと書いていこうと思います。すごくゆっくりな更新になると思いますが、これだけはちゃんと書きたいなぁ。備忘録、備忘録。