Bon Voyage! -1


楽しみにしていた休暇がやってきた!
今回は母と二人でベルギー&パリ旅行。
仕事で海外に行ったり友達と旅行することにもそれぞれの良さがたくさんあるけど、
やっぱり母との旅行は格別だと思っている。
私の母はいつも微笑んでいて、スタイルとセンスが良くてきれい。
それに知識が豊富で、ユーモアがあって、決して悪い言葉を使わない。
私がすることをほとんどといってもいいくらい肯定してくれる。
(もちろん苦言も呈してくれれば助言もしてくれる)
母と一緒にいると無理なく笑っていられて、心穏やかな時間が過ごせる。
大好きな自慢の母。
そんな母と過ごす10日間だから、楽しくないわけがない。
前回のニューヨークは仕事だったから、1週間ほぼ日本人の男の人ばかりの中で過ごしていて、
せっかくの海外だったけれどニューヨークではずっと心中複雑な思いをしていた。
ニューヨークで会食をした女性の方からも
「九州の男性は男尊女卑ですね。その中で過ごすあなたはきっと大変でしょう」と、こっそりと言われる始末。
それでも楽しい方達ともお会いできたし、ニューヨークに留学中の弟とも過ごせた。
高校時代の友達とも会う機会もあったし良かったのだけど。
ニューヨークのブログはまた気が向いたときに。


そしてここ半年全くブログも書かなければFacebookでも人と関わらないことになっていたかというと、
仕事で東京に住むことになって忙しかったのと、正直人に会うのも何をするのも億劫になっていたから。
とにかく今回の仕事はとんでもなく覚悟が必要なことだった。
今まで幾度となく人生の機会というものを、自分のせいで逃がしてしまっていた。
子供の頃から考えれば日舞やピアノ、大人になれば茶道や製菓、それこと大学生活だって何事も中途半端だったように思う。
悲観的なくせに物事を途中で諦めるときは楽観的。
色々なことをさせてもらってきたのに、何かひとつのことに身を捧げられなくてつくづく自分を甘やかしてきた。
だから今回覚悟を決めて、仕事を始めた。
だけどもあまりにも仕事のことばかり考えすぎて、人に会ったりだとか娯楽を楽しんだりとか、そういうことまで気がまわらない。
そういう時は家で映画を見たり、本を読んだりアロマセラピーに行ったり、
極力人と関わらないのがいいと私は思っている。
けれど仕事で毎日人とは会うし、毎日問題は起こる。解決してもまた新しい問題は起こる。
新しい地で新しいことに取り組むのだから問題がない方がおかしいのだけれど、やはり参ってしまっていた。
早く成功事例を作らなければいけない思いも強迫観念のように伸し掛ってきていた。
(これは休暇を取ったからと言って変わるものではなかったけれど)
だから今回の休暇は正直、一旦自分をリセットできる機会でもあってありがたかった。
今回旅ををして、こうして家に帰って自分の考えを整理しながら、明日からはもっと仕事のことを考えて生きようと思った。
というか、覚悟を決めた以上私がなんとか成功させなければならない。
1年後2年後どうなっているか分からないけれど、いい未来は自分で作っていく気持ちはある。
自分に恥ずかしくない生き方や考え方をしていこう。
あらためて。